雲の彼方 <2月7日> 耳慣れた呼び出し音が鳴海探偵事務所内に鳴り響いた。 相変わらずデスクで呆けている京香をちらと見遣り、誠司は彼女の目の前で鳴り響く電話を取り上げる。 「はい、鳴海探偵事務所……なんだ、青少年か」 電話を取ってすぐに恭介の声と気づいた誠司は、受話器と電話本体を持ったままデスクを離れる。なんだはないでしょう、などと電話の向こうで呟く恭介の声を聞きながら、ソファの定位置へと無理矢理電話線を引っ張って座った。 「どした? そろそろ出勤時刻だぞ」 『そのことなんですが……その前に所長、もしかして京香さん』 「まだ」 『そうですか…』 受話器の向こうに思案顔が見えるような沈黙に、誠司は苦笑を送る。 「行ってこいや。気になるんだろ」 『……いいんですか?』 ともあれば娘の秘密を暴くことになる、との確認に、誠司は足を組み直した。 「私情と調査は切り離せよ、真神」 『…個人的なことに行き当たるようだったら、止めます。…でも』 「ああ、分かってる。…俺の時みたいなこともないとは言えねえからな」 殺人犯を誠司かもしれないと思い込み、ちょうど今のように誰の目から見てもあからさまにうろたえて見せていた彼女の様子は誰もが知っている。 『…はい』 その時は誤解で済んだけれど、もし「ビンゴ」だったら。 「じゃあ夕方には一度連絡入れろや」 『わかりました。…あ、哲平と一緒なんで』 「わかった、じゃあ頼むぞ」 『はい』 そこで通話は途切れた。 極力音を立てないように受話器を置いて、娘の顔を盗み見る。眼前に開いたファイルを指先が機械的にめくってはいるが、その内容はほとんど頭に入ってはいないだろう。 (無理に聞き出そうとしても言わないだろうしなあ…) 誠司は電話をテーブルに置くと、一日電話番を決め込んでソファに深く座り直した。 (……所長にも話してないって事は、簡単に話せることじゃない…のかな) 終話ボタンを押してディスプレイの表示を確かめる。時刻表示に切り替わった液晶画面は、鈍い光を放っていた。 先日の京香の様子を思い返し、恭介はわずかに眉を寄せる。 ただの杞憂ならいい、そう思っていても、心の隅に引っかかる靄はなかなか消えてはくれない。 これがあの一連の事件が自分にもたらした影なのだろうか。 一つ一つ思い返しては、胸を締め付けられる、失われた命の残骸。 それをこれ以上増やしたくは、ない。 「きょーおーちゃんっ」 「うわっ! ……哲平! いきなり飛びつくなっていつも言ってるだろ!」 いきなり背後から手加減無しにのしかかった哲平は、引き剥がされつつ悪びれない笑みを浮かべる。 「ええやんー。恭ちゃん飛びつきがいがあんねん」 「なんだよ飛びつきがいって」 怒りを通り越して呆れの混じった声を吐き出した恭介は、騒動の元を促して歩き出す。 朝のとおば東通りは、通学、通勤者でごった返している。 このままここで雑談していては、ギャラリーがどんどん増える上、要らない災厄まで呼び込むに決まってる、と、恭介は肩越しに後にしたネットカフェを振り向く。破壊神は平日だし学校のはずだが、どうしても警戒せずにはいられない。 「毎回ええ反応してくれるやん。今やって携帯電話落としかけてナイスキャッチした思うたらすっころびかけたり」 「そこですっころんでたらお前も道連れなんだぞ?」 「オレは大丈夫」 「なんなんだよ、その自信は…」 「やって、恭ちゃんよりは運ええもん」 言いきった哲平に、恭介はもう一度ため息をついた。 これ以上話題を引きずっても仕方ないと、強引に話題を切り替える。 「そういえば哲平、今日はご隠居のほうは大丈夫なのか?」 「ああ大丈夫や、特別お供せなあかんところもない言うとったし。京香ねーさんがなんか様子おかしいから言うたら、逆に手伝って来い言われた」 「ならいいんだけど」 「ご隠居、京香ねーさんも成美ねーさんも孫みたいに思うとるからな」 「それはお前も一緒だろ」 「恭ちゃんもな」 哲平の言葉に、恭介はわずかに目を見開いて、それから嬉しそうに口の端を緩めた。 「…それは、光栄」 遠羽警察署の少し手前で、二人は氷室に電話をかけた。 例の事件があってからは、軽々しく警察署に立ち寄らないようにしている。たとえ方便とは言え、「友人」を名乗っていた相手が問題を起こしたところへ出向いて、いい顔をされるはずもない。 だから用事があるときは一度氷室に連絡を取るようにしていた。 結果。 「……やっぱりここなんですか?」 何もしていないのに取調室に放り込まれるのはすっかり慣れてしまったとはいえ、やはり気持ちいい雰囲気にはなれない。 恭介の大仰なため息に、正面に座った氷室が煙草に火をつけつつ唇を歪ませた。 「うちの課長」 「……ああ、あの所長嫌いの……」 「そう。…バレちゃった」 「え」 「お前さんが、鳴海さんの弟子だって」 「………」 「それでも良ければ、部屋行くか?」 「いいです」 「遠慮するわ」 哲平と恭介が同時に否定すると、氷室は笑みを崩さないまま煙草から美味そうに煙を吸い込む。 「……で?」 「…えっと、昨日のことなんですけど…」 お定まりの台詞に、強制的に背筋を伸ばさせられた恭介が躊躇いがちに質問する。 ちらりと横を見ると、ここは任せたとばかりにゆったりと椅子に腰掛けたワトスンが視線に答えて笑った。 「おじさん、喋れること少ないけどいいの?」 「話せる範囲でいいんです、お願いします」 「…ん」 氷室は表情を動かさないまま、紫煙を吐き出した。 「京香さんがおかしかったの、いつからですか?」 「ん、面会が終わってからかなあ」 「じゃあ…面会で何か?」 「……そう」 氷室は頷いたが、それ以上の言葉は出てこなかった。面会での何かは、言えない部類に入るらしい。 恭介は一つ息をついて、質問を変えた。 「諏訪さんの様子はどうでした?」 「……面会がちびちゃんだと知った時は驚いてた」 「…それは、会いたくない……からですか」 煙草を揉み消しながら、氷室は表情を少し引き締めた。 「……小僧」 硬くなった声音にと視線に負けないように、恭介もまっすぐに氷室を見返す。 「個人的な事だとは分かってるんです。でも京香さんのあの様子は…所長が犯人だと疑って、それを必死で隠そうとしていたときととても似てる。…俺には、見過ごせないんです」 例え、後で立ち入ったことをしたと責められることになっても、救いの手を差し伸べる契機を逃してとりこぼすことにはもう耐えられない。 少しでも可能性があるなら。 恭介は机の下で拳を握り締めた。 「…おじさんをあんまりあてにしちゃ駄目」 「氷室さん……」 「知ってることは一つだけだから」 するりと腕組みをして、氷室は引き締めた表情を少し緩めた。 「なんかあいまい過ぎてわからへんわ」 「うん……俺も」 取調室から解放されて警察署を出ると、冷え切った外気が肌を打った。 寒暖差に身を竦めながら、二人はビジネスパーク方面に足先を向ける。 「あいつに会うことは出来へんの?」 「……どうかなあ。昨日の面接も、無理矢理ねじこんだみたいだし」 「そうなん?」 「多分ね。氷室さんがしゃべれないの、その辺もあるんじゃないかな」 事件性があると疑ってもなお氷室が口を割らないのは、おそらく面会自体が超法規だったのだろうと恭介は哲平に説明する。 「…所長が絡んでそうな気がする、確実に」 「オレも同感」 通りまで抜けたところで、哲平は足を止めて空を見上げた。 つられて足を止めた恭介も、その視線を追う。 「『千切れた雲の行方を追え』て……さっぱりわからへんわ」 『千切れた雲の行方を追え』 与えられたのは暗号めいた一言だけ。それを告げた氷室は少し楽しそうに口の端を持ち上げると、二人を取調室から追い出して仕事に戻っていった。 結局得られた情報は少なすぎて、どうにも動きようがない。 「恭ちゃーん……なんか考えある?」 「諏訪さんが京香さんに何か伝えて、それが関係してるのは間違いないと思うんだ。……もしかしたら、パーツの残党がいるのかもしれない」 「残党!?」 物騒な台詞に哲平が眉間にしわを寄せ、唇を引き結ぶ。 「……まだおるんかいな」 「分からないよ、可能性の話。それだと、諏訪さんや氷室さんが隠す意味ないし。でも…『千切れた雲』ってある意味『欠片』じゃないか?」 「……そうやな」 拳を握り締めて足元に視線を落とした哲平が、一瞬目を閉じてから振り切るように顔を上げた。 「ほなオレはなんかキナ臭い動きがあるかどうか当たってみるわ」 「頼む。……空振りになるかもしれないけど」 「可能性あるんやろ。ちょっとのことでも切って捨ててたら後で後悔すんで」 「……ああ」 厳しい目つきになった哲平に、恭介も眉を歪ませて答える。 後悔をするくらいなら、早いうちから打てるだけの手は打つ。 それが、あの事件以降自分達が身につけた知恵だった。 「恭ちゃんはどないするん?」 「……もう一つの可能性を追ってみるよ」 「もう一つ?」 「うん。…こっちの線は薄いけどね」 言いながら、恭介がすっと右手を上げる。 ぱん。 「…無茶すんなよ」 「お前もな」 いつもの挨拶を交わして、二人はそこで背を向けて歩き出した。 高く、鐘の音がこだまする。 幻聴に顔を上げたその人は、見えぬ空に瞬きを残して、また視線を伏せる。 「……まだ、間に合うだろう?」 冷たい床に、ゆっくりと視線を這わせて。 「まだ……」 呟きは掠れ落ち、続けて呼んだ名は空気を伝わる前にかき消された。 「てーんちょー! 来たよー!」 従業員用の裏口があるというのに、いつも堂々と正面から入ってくるバイトの姿を認めて、サイバリアの店長は内心大いに頭を抱えていた。 夕方の店内は彼女と同じように学校を終えた学生で、少しずつ席が埋まってきている。 先客は嵐の到来にぎくりと身を竦めた。動じなかったのは幾人かの学生と、慣れてしまった従業員だけだ。 「すぐに着替えるからちょっと待っててねー。あ、美香ちゃん来てたんだー」 「うん、奈々ちゃんこれからバイト?」 「そーなのー。ゆっくりしてってねー」 奈々子は無邪気な笑みを見せて、そのまま控え室へ姿を消した。 幸か不幸か、奈々子は同年代の学生には受けがいい。彼女が入るようになってからは、学生の客が徐々に増えてきていることも事実だ。 店長はそう自分に言い聞かせながら、深いため息をついた。 「……あの、店長さん…」 「おい、オッサン! 聞こえてんのかよ!」 ふっと意識を戻すと、奈々子と同じ学校の制服を着た女子生徒が二人、カウンターの前に立っていた。 見覚えのある顔にますます頭を痛めながら、店長は奈々子は奥だと告げようとする。 「あー! 睦美ちゃん、奏ちゃん! 二人ともどうしたの?」 そこに騒動の元が着替えて戻ってきた。 関わり合いになる前にと、店長は三人から少し距離を取る。 「どうしたの、じゃねえだろ! お前がこれ忘れるからわざわざ届けに来てやったんだ!」 「明日までに提出だから……ちゃんと持ってきてね」 睦美が荒々しく突き出したプリントを、奈々子はきょとんと瞬きして受け取る。 「これ…何?」 「え、えっと……進路調査だよ。今日、ホームルームで先生が言ってたでしょ?」 睦美の隣で困ったような笑みを浮かべながら、自分達が注目の的になっているのが落ち着かない様子の奏が店内と奈々子とを見比べている。 「お前がわざわざこいつと一緒におれの席まで来てこれ見せびらかしていったじゃねーか。その後、バイトだーっつって放り出してっただろ」 「そうだっけ?」 呑気にそう切り返す奈々子に、睦美の表情に怒りが走る。 怒鳴りつけようと口を開いたところで、奈々子が大きく両手を打ち合わせた。 「ま、いーや! 二人とも何か食べていくでしょ?」 その台詞に一気に熱を引かせた睦美が、眉をひくつかせて一歩下がった。 「…えっと、あの…」 「おっ、おれたち急ぐからっ! じゃあまたな鴨居!」 一度殺人料理を食べさせられた経験のある睦美は、引きつった顔で奏の腕を引く。 話だけなら嫌と言うほど聞いている奏も、あえて逆らわずに曖昧な笑みのまま奈々子に手を振った。 サイバリアから嵐の一部が過ぎ去っていく。 それを不思議そうに見送った奈々子は、渡された進路調査のプリントをもう一度見つめて、小首を傾げた。 「……奈々子、こんなの書いたかなあ?」 進学希望先の欄に堂々と大きな文字で「サイバリア」と書かれたそのプリントを、奈々子はカウンターに無造作に置く。 自分のプライベートだとは、少しも思っていないらしい。 「…ま、いっかー。あ、美穂ちゃんいらっしゃーい。何飲む? 奈々子が持ってきてあげる!」 鐘の音は、止まない。 目を閉じ、耳を塞いでも、鼓膜のうちから響きだすようなその鐘。 それとも、もう無理だと? 全ては遅く、取り返しもつかなく、ただ朽ちていくだけ? 零れてしまった砂の山を、拾い上げることはもう、不可能? 時間は、限られている。 寄り道をしている暇はない。 夕暮れのとおば東通りを、足早に歩む。 恭介は迷った挙句、電話を入れずに一度事務所に戻ることにした。京香に直接会って、聞けるなら聞いておきたい話もある。 事務所の階段を一段飛ばしで駆け上がり、恭介は見なれた扉を押し開いた。 「ただいま戻りました」 デスクに座っていた人影が顔を上げる。見まわしたが、事務所内に誠司の姿は見えなかった。 「あ、真神くん」 「今日はすみません、あの…所長は?」 「ああ…お父さんならついさっき出ていったわ。真神くんにこれを渡してくれって頼まれたんだけど」 幾分落ちついた様子の京香にほっとしつつ、京香からメモのようなものを受け取る。 「これ……」 「あ、見てないわよわたし!」 「そんな心配してませんよ」 慌てて両手をかざして否定する京香に苦笑を浮かべて、恭介はメモをポケットに入れる。伝言ではなくメモを残した所長の意図が読めないうちは、京香の前でおいそれと開くわけには行かなかった。 「大丈夫ですか? 京香さん」 「え? な、なんのこと? わたしは元気よ!」 過剰反応しながらデスクを立ちあがる京香にやわらかな笑みを向けつつ、恭介はさっと否定する。 「違いますよ。昨日、諏訪さんに会ってきたんでしょう? だから」 「あ……ああ、そう、そうね」 目線を伏せて逸らしながら、京香は憂うようなため息を漏らす。 「元気そうでしたか?」 「え? う、うん。…ちょっと、やつれてたみたい」 「氷室さんといっしょに面会したんですか?」 「…ううん、はじめにちょっと会っただけで、氷室さんはすぐ出てっちゃったの。だから……わたしだけ」 答えに、恭介は思わず声をあげる。 「え。一人で…?」 「うん……」 答えて、京香は表情を暗くして黙り込んだ。 「そうですか…」 では、氷室の知っている情報は、本当にあれだけだったのかもしれない。 (え……でも、じゃあ氷室さんはあの言葉をいつ…?) 「……すみません京香さん、今日はこれで上がらせてもらって良いですか?」 「あ、いいわよ。事務所も閉めるわ。これ以上開けてても誰もこないだろうし」 転換された話題にほっとしたのか、ようやく京香がいつもの笑みを見せる。 それに少しばかり救われた気持ちになって、恭介は頭を下げた。 「じゃあ、お先に失礼します」 「うん、お疲れ様」 笑顔に見送られて、恭介は入ってきたばかりの事務所を出た。 階段を降りつつ、哲平に連絡をつけようとポケットを探る。携帯の前に、薄っぺらい紙が指先に触れた。 「あ…所長のメモ」 そういえばポケットに入れたんだと思い出して、先にそのメモを取り出す。 開いてみると、一言、『会ってくる、報告は明日』とだけ書いてあった。 (会ってくるって……まさか、諏訪さんに!?) 京香はついさっき、と言っていた。時間的にも今日中に面会は不可能だろう。 だとすれば、今日渡りをつけて、明日会うつもりなのだろうか。 「でもどうしていきなり…?」 朝はのんびり構える姿勢だった誠司の態度が、突然変化した。 氷室の態度と言い、暗号と言い、分からないことだらけだ。 (情報が不足しすぎてる…今はとりあえず稼ぐしかない、か) 気を取りなおして、携帯を取り出す。事務所からやや離れたところまで移動し、哲平の番号を呼び出して数度コールすると、すぐに相手が出た。 『はーい、哲平ちゃんのお部屋にようこそー』 いきなりのハイテンションに、思わずこめかみを押さえる。 「……切っていいか?」 硬く低くなった声音に、受話器の向こうで笑いが起きた。 『相変わらず冗談の通じへんやっちゃなー。で? なんか分かったん?』 「残念だけど俺のほうは空振り。もう一日粘ってみるけど……あと所長が明日、諏訪さんに会いに行くみたいだ」 『マジで!? あのおっさん、どこまで何でもありやねん』 告げた言葉に、さすがに驚きの声音が上がる。確かに誠司にかかったら出来ないことは何もないのではないかと思えてくる。 それでも。 手段はともあれ、高貴に会いに行く誠司の心境は複雑だろう。 「諏訪さんのことは所長に任せるよ。聞き出せたら俺たちのやれることはおわっちゃうけどね」 『そやな……オレも空振りや。こりゃ、大将に任せたほうがええかもな』 「うん…でも、はっきりするまでは続けてくれないか? 俺も自分のほう引き続き調べてみるよ」 『了解。ほな、明日は一度会おうや。夜に……そうやな、ハードラックで』 「わかった、じゃあお休み」 挨拶を交わして電話を切ると、すっかり宵闇に染まったとおば東通りが目に映る。 一瞬迷ったが、恭介はスピリットに向きかけた足先を回転させて自宅へと戻った。 酒を入れて酔いを楽しむ前に、やるべきことはたくさんある。 (諏訪さん……あなたは京香さんに、何を……?) 返ることのない問いを虚空に投げかけながら、恭介は掌の中のメモを握り締める。 (そして、俺達に何を伝えたいんですか…?) ――――Next.
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伏線を張るのが下手ですいません。 回収するのも下手ですいません。 実質、前回のがプロローグで、今回のが一話目って感じなんで…謎ばっかり振りまいてます。 忘れっぽい私が全て回収できるかどうか、かなりアヤシイ…。 話が進むに連れて何か忘れてたら思いっきり突っ込み入れてやってください。 睦美ちゃんは書いてて楽しいですー。 しかし私の書く話だからしょうがないとはいえ、哲平と恭ちゃんの出番、多いなあ(笑)。 話を回す役目だから仕方ないんですけどね。 謎振りは早めに終わらせて、早く回収段階に持っていきたいと思います。引っ張りすぎると面白くないしね…。 それにたいした謎でもない気がするしなあ(爆弾発言)。 |